婚活で最終的に神頼み?“自分らしさ”を失ってませんか?漫画「婚活の達人」著者からのアドバイス:イベントレポート③

「20代からの仏教アカデミー」ではプロの漫画家・たまきちひろさんをご招待し

幸せになるカギは“自分を知る”にあり?

と題して、たまきさんご自身の婚活実体験を描いた漫画「婚活の達人」を通してセッションイベントを開催。

今回は最終回となる、イベントレポート第3回です。

第1回では、恋愛偏差値0だった たまきさんの”ファッションへの衝撃体験“を紹介。

第2回では、どうして「婚活疲れ」や「婚活地獄」に陥ってしまうのか。原因と解決方法について紹介しました。

婚活疲れを解消し婚活地獄をから抜け出すには、自分の価値観を知って妥協せずに価値観に従うことです。婚活を通して「自分を知る」ことが大切であることを たまきさんにお話しいただきました。

自分を見失えば、婚活のみならず、人生そのものにも迷い込んでしまいます。

たまきさんの婚活実体験に加えて仏教の観点からも「自分を知る」大切さをお話しし、レポートを締めくくります。

迷宮入りした婚活…迷子になった心が行き着いた先は?

婚活を通してたまきさんが知らされたのが、「自分を知らないと相手も傷つけてしまう」ということでした。

しかし当時のたまきさんは結婚相手に出会えないことでプレッシャーを感じて焦りまくり、完全に自分を見失っていました

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そして行き着いた先が…

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神頼み」だったのです。

京都にバリ効きの縁結びの神社があると聞けば、のぞみを飛ばして京都へ直行

神社に来ていたおばさまたちの冷たい目に晒されながらも、くぐればご利益があるといわれる小さな穴を必死でくぐります。

一息つくこともなく、ご利益を確実にしようと険しい山の中にある別神社へ

婚活に休息なし!!

更なる良縁を得るべく、滝に打たれる荒行にも挑戦

その結果は…

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歩くパワースポットとなられたのです。

これで向かうところ敵なし!!

ここまでしたら神様が良縁を持ってきてくれるはず……

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残念ながら神頼みやパワースポットによる良縁が訪れる気配はまったくなく、たまきさんは更なる苦悩を抱えることになってしまいました。

「どうしてうまくいかないの?」

そこで たまきさんは気付きます!

そうだ きっと悪霊がとりついているに違いない!!

―――――が

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ついには有名な霊能者にも見放されてしまった(?)のです。

このように、たまきさんは自分自身を見失ったことでいろいろなものにすがり、苦悩は深まりました。

反対に、第2回のレポートでご紹介したように、自分の価値観を知って価値観に従ったことで、婚活の重圧から解放され、気持ちが楽になりました

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まさに幸せになるカギは、“自分を知る”にあり、といえます。

“自分らしくあり続けること”が最も素晴らしい偉業

ところが、たまきさんの実体験でもわかるように、自分を知ることは簡単でありません

そもそも、自分を知ることがそれほど大事だと思っている人は少ないのではないでしょうか。

「自分を知るのに時間をかけるよりも、ファッションにこだわったり、出会いの数を増やしたした方が結婚に近づきそう」と思いますよね。

しかし自分にとって何が大事かを見失い、世の中や他人のつくりだした価値観に従えば、婚活のみならず人生の迷宮にハマり込んでしまいます

自分の価値観が曖昧だと「30歳までに結婚してないとヤバイんじゃないの?大丈夫?」と世間や周りからの重圧に押しつぶされかねませんね。

仮に結婚や社会的な成功ができたとしても、その幸福感は長続きしないかもしれません。

アメリカの思想家・エマーソンは

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ラルフ・ワルド・エマーソン – Wikipedia より引用)

絶えずあなたを何者かに変えようとする世界の中で、自分らしくあり続けること
それがもっとも素晴らしい偉業である

と語っています。

自分を知り、自分らしくあり続けることがいかに大切かがエマーソンの言葉からもわかります。

仏教を学ぶ=自分を知る、ということ

仏教の観点からも、自分を知ることが大事だと説かれています。
というよりは、仏教の学びそのものが、自分を知ることなのです。

禅宗の開祖である道元

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道元 – Wikipedia より引用)

仏道をならふというは、自己をならふなり(正法眼蔵)

と書いています。

まさに仏教を学ぶとは自分を知るということ、を言われていますね。

自分を知ると言っても、仏教を学んで知らされるのは
「自分の似合うファッションは何か」という外見や、
「自分にとって譲れないものは何か」という価値観のことではありません。
(もちろん、それらも大切なのですが)

仏教を学んでわかるのは私たちの“心の姿”です。

その私たちの心は煩悩によってできており、煩悩によって苦しんでいる、とお釈迦さまは説かれています。

煩悩とは何か。この記事内では説明し切ることは難しいですが、煩悩についてまとめた記事がありますので、ぜひご覧になって理解を深めていただけたらと思います。

終わりに~たまきさんからのメッセージ

3回にわたってお送りしてきた漫画家・たまきちひろさんとのセッションイベントのレポート。

たまきさんには、セッションへのご協力、漫画のコマの使用のご許可を快くいただき、感謝の思いです。

このレポートが、婚活をはじめとするライフイベントがうまくいかずに悩んでいる方にとって、現状を好転させるヒントとなれば幸いに思います。

最後に、たまきさんからイベントに参加された感想、この記事を読まれている方へのメッセージをいただきました!ので、ご紹介します。

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婚活マンガと仏教というアバンギャルドすぎるテーマで挑ませていただいた講座でしたが、予想以上の反響で、皆様に神妙に聴いていただいて嬉しい反面、自分の赤裸々な失敗談をお話することが恥ずかしくもありました(笑)

わたくしの恥の多い人生が、少しでも皆様のお役に立つことを祈るばかりです。

最も深い人間関係の中で学びを実践してほしい

今回の講座を終えて思うことは、仏教の本や記事を読んだり、イベントに参加することだけを目的してしまっていてはもったいない!ということです。

耳が痛い!と思った方は、とても自分に客観的で聡明な方なので、きっとモテると思います(笑)

思想や哲学というものを学ぶことはとても素晴らしいことです。
ただ、記事を読んだり、イベントに参加することは目的ではなく、人生をより良くするための手段です

残念ながら、自分の都合の悪いところは目に入れず、都合の良いところばかり見てしまうのが人間なんですよね。

学びは人間関係の摩擦の中でこそ生かされるものであり、その中から自分の本当の姿が見えてきます

恋愛や夫婦関係は、人間関係の中で最も深い関係です。
それこそ自分の恥ずかしい部分を他人に全てさらけ出す関係ですから、傷つくこともありますし、関係を深めることはとても勇気のいることです。

仏教を学んでいらっしゃる皆様にとって、その最も難しく深い人間関係の中で学びを実践していただくことこそ、何よりの修行であり、本当の自己を知ることなのかもしれません

そして、その最も深い人間関係の中で実践する学びの果てには、頭で学ぶことでは決して感じることのできない、人としての幸せや生きる喜びを魂で感じることができるでしょう。

心を映し出すのが、外見や価値観

また、外見や価値観はその人の心を映し出すもの、とわたしは考えます。
(ここで言う外見とは、生まれつきの顔立ちや背格好ではなく顔の表情や身につけているものを含めての自己表現という意味です)

自分の感情や欲望に深く関心を持ち、自分と向き合って自己開示することは、他人の感情や欲望を理解すること、また、他人が自己開示する勇気を与えることにつながります

自分がオシャレしてなければ相手のオシャレに気付いて褒めてあげることはできませんよね。
心についても同じことです。

恋愛や夫婦のような深い人間関係を築くことにおいて、心と価値観、内面と外見を切り分けずに全てが繋がっているのだ、と理解することはとても有効なことです

ぜひ、学んだことを深い人間関係でこそ「実践、行動」してください

皆様の人生がより良く、愛に溢れることを心よりお祈りしております。そしてわたしも(笑)

皆様に幸あれ!

第1,2回のレポート記事はこちら

 

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    都内で仏教とWebを勉強する20代。大学時代は沢の大学で箔について研究してました。それと小学校時代に柔道で将来のメダリストに引き分けました(女性)。20代仏教共同管理人。