真田丸「豊臣秀吉上洛」まとめ 上洛命令に景勝が取った行動と“捨てるべきプライド”とは

こんにちはYURAです。
「戦国の世は男のロマン」とも言われます。故に自ずと、男のプライドもぶつかり合います。

NHK大河ドラマ「真田丸」で、それが顕著に表れているのは、秀吉が各大名に上洛を命ずるシーンでしょう。

世間では“プライドを捨てろ”とも言われますし、反対に“プライドを持て”とも言われます。

プライドはいるのか、いらないのか。そんな疑問を持ったことはないでしょうか。今回も「真田丸」から学んでみたいと思います。

プライドの意味

そもそも「プライド」の意味とは何でしょうか。
“pride”と辞書で引いてみると、以下のようになります。

自慢、得意、満足、自尊心、誇り、プライド、うぬぼれ、高慢、思い上がり、自慢のたね

プライドとは-weblio

たくさんの意味があることに驚きますね。

この中で「誇り」とは、自分自身が誇れるもの、大切にしている信念など、いい意味で使われることが多いでしょう。
しかし「自慢」や「うぬぼれ」は、いいものではなく厄介なものですね。

このことからもプライドには、「いいプライド」と「悪いプライド」があるといえます。

秀吉の上洛命令と「男のプライド」

さて、織田家が滅び、豊臣秀吉の時代に突入した「真田丸」。

秀吉は関白となり、源氏や平氏と並ぶ、豊臣を名乗るまでになりました。

そんな中、秀吉は各大名に上洛を求め、忠誠を誓わせようとします。従う者がある一方で、プライドを持って上洛を拒む者もいました。

全く上洛する気がない男として描かれたのは真田昌幸(まさゆき)です。当時、大名でもなかった真田家が、近隣諸国に攻め滅ぼされなかったのは、昌幸の策士ぶりのおかげでしょう。

昌幸はとても自信家だったため、各地の大名のほとんどが上洛する中、全く上洛する気がありません。いよいよ真田家も危ないのではと身内にまでささやかれ、やっとのことで上洛を決意したくらいです。

一方、もう一人、上洛を拒んだのは、上杉景勝(かげかつ)でした。景勝にとって、謙信公から受け継いだ上杉家が、誰かの配下に下るというのは、何としても避けたいことです。しかしこのままでは上杉家が危ないとわかると、意を決し、昌幸よりも早く、上洛を決意します。

「真田丸」にみる“2種類のプライド”

昌幸と景勝、どちらにも男のプライドがあります。しかし、そのプライドの質には相違がありました。

昌幸は、以前紹介したように“真田昌幸被害者の会”ができるほど、目的のためなら手段を択ばず、人を騙して裏切る男です。上洛を拒み続けることによって、自分の価値を高めようとした昌幸は、自分の欲を満たすことばかり考え、最後まで意地を張っていました

 

このようなプライドを仏教では「名誉欲」や「自惚れ心」として教えられています。人からよく見られたい、よく見せようと背伸びする心です。

この名誉欲や自惚れ心は、どう頑張っても消えない、私たちを悩み煩わせる煩悩であると教えられています。

一方の景勝の場合。
彼ももちろん、秀吉に頭を下げるのは屈辱だったに違いありません。上杉家は、諸大名の中でも、由緒ある名門として位置づけられていましたし、景勝自身にも得意げな心があったでしょう。

しかし、上杉家を潰すことだけは避けなければならない。自分をよく見せる「名誉欲」よりも、もっと大切なことがあると、秀吉の臣下に下ることを決意するのです。

昌幸の「強がり」と景勝の「誇り」

私たちも昌幸のようについついプライドが邪魔をして、素直になれないことってありませんか。

しかしこれは「誇り」のプライドではなく、自分をよく見せたい、恥をかきたくないという「強がり」や「わがまま」のプライドといえるでしょう。

この「強がり」や「わがまま」のプライドは、例えば、生きるか死ぬかの話になれば、どうでもいいプライドになります。現に、身の危険を感じた昌幸は、最終的に上洛しています。

「強がり」や「わがまま」のプライドにこだわれば、本当に大切なものを見失ってしまうのです。

一方の景勝は、目先のことに捉われず、長い目で見て、誇りをもって貫きたいものとは何かを熟慮しました。
それを正しく理解して行動した景勝の持つプライドは、ただただ上杉家を守りたいという「誇り」のプライドだったのです

「強がり」のプライドを捨てる

今回の記事を書いていて

花を持つ 人から避ける 山路かな

という私の好きな歌を思い出しました。

昔から伝わっている歌で、以下のように引用されている方も多いです。

花を持つ人-長野先生の幸せに生きるヒント

一人しか通れない狭い山道で二人が鉢合わせになりました。仮に私が両手いっぱいの花を持っていたとします。

このときに、もし「あなたに先に行かれたくない。先に行かれたら負けたような気がする。私が先だ」とぶつかり合ったら、大事な花が散ってしまいます。残るのは、くだらない我を通そうとした後悔だけでしょう。

そんなときは、大切な花を守ることを「誇り」とし、相手を優先させるべきなのですね

日常生活でも「強がり」や「わがまま」のぶつかり合いで、大切な花を散らしてしまっていることはないでしょうか。

花にあたるのは命という時間であったり、家族であったり、チームであったり… 人によっていろいろだと思います。景勝にとっては上杉家そのものでした。花を散らさないには「強がり」のプライドを捨てる覚悟が必要です。

景勝は私たちに、本当に大切なものを守るために「強がり」のプライドを捨てることをプライド(誇り)とすべきであると、教えてくれたような気がします。

仏教は、自利利他の教えです。自分をよく見せるプライドを持つのではなく、他人のために生きるプライド(誇り)を持っていきたいですね。

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