どうして“命に価値がある”と信じてるの? 「SEKAI NO OWARI」と命の重さ

最近になってですが、「SEKAI NO OWARI」の曲を聴いています。

「SEKAI NO OWARI」といえば、特に若い世代では知らない人はいないであろう、4人組音楽バンドですね。

2年前に「映画クレヨンしんちゃん」主題歌となった「RPG」が大ヒットしましたね。私の一番好きな曲も「RPG」で、リピートして聴きまくっています笑

今年の8月1日から前編、9月19日から後編が全国公開された映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の主題歌も担当したことで話題になっていますね。

“世界”や“生命”など深いテーマを描いた歌詞を、キラキラしたポップなメロディーに乗せるというギャップのある音楽性で、特に10代から圧倒的な支持を得ています。

今回はその中でも、2年前の10月にリリースされた「Death Disco」(デス・ディスコ)の歌詞の一部をご紹介します。

いつしか君は信じてる

とある思想を君は信じてる

ダレに教えられたかは知らないが君は絶対的に信じてる

「命に価値がある」と信じてる

「人を殺してはいけない」と思ってる

なんで?

「なんでってそりゃあ」

君は何を信じてる?

クエスチョン

Death Disco(デス・ディスコ) ※歌詞一部

特に考えさせられるのが、「命に価値はある」と信じてる、「人を殺してはいけない」と思ってる、といいながらも、「なんで?」と聞かれるとハッキリとは答えられない、というところですね。

「命の価値」について、最近話題のニュースや仏教観から考えてみたいと思います。

「どうして人を殺してはいけないのですか」 答えられなかった知識人

どうして「人を殺してはいけない」のか?

その質問を聞くと思い出されるのが、1997年3月から5月にかけて、兵庫県神戸市で起きた連続児童殺傷事件です。“酒鬼薔薇聖斗”と名乗った当時14歳の少年(元少年A)が逮捕され、中学生の残虐な犯行は世間を驚愕させました。

今年8月末になって、その元少年Aと思われる人物から一部の出版社に手紙が送られ、奇怪な内容のホームページの開設を報告したこともニュースで大きく取り上げられました。

元少年Aが逮捕された当時、TBS報道番組「NEWS23」で事件について特集が組まれ、出演者たちの議論が行われていました。

そのときに、ある男子高校生が「どうして人を殺したらいけないんですか?」と発言。

その発言に出演者たちは即答できず、シーンと静まり返りました。すると番組はパタッと終了してしまい、その後番組へ多数の抗議が寄せられたといいます。

報道番組に出演するほどの名のある知識人たちが、当たり前に答えられるべき質問に即答できなかったため、大変な騒動になりました。「テレビに出ていながら、そんな当たり前の質問に答えられないなんて!」と出演者たちへの憤りは最もです。

しかし、では果たして抗議を寄せている人たちは質問した少年に「人を殺してはいけない」理由をハッキリと答えることはできるのでしょうか?

「SEKAI NO OWARI」の「Death Disco」の歌詞にあるように、誰に教えられたかは知らないが絶対的に「人を殺してはいけない」と思っているのですが、その根本はわかっていない状態であるのですね。

「命の価値」も曖昧になっている

未成年の犯す殺人は年々増加傾向にあります。どうすれば未成年の犯行を止めることができるのか。法律の改正や教育制度の見直しなどが指摘されています。

もちろんそれらも大切なのですが、いくら法律や教育制度を改正したとしても、そもそも「命に価値がある」と明らかにならない限りは、根本的に殺人を止めることはできないでしょう。自分にとっての宝物は大切に保管し、絶対に捨てられないようにするのと同じように、本当に命に計り知れないほど価値があるとわかったならば、無下に人の命を奪うようなことはなくなります。

ところが、その肝心の「命の価値」が曖昧なものになってはいないでしょうか。

「人間の命は地球より重い」と言われます。地球よりも重い命だからこそ、人命が死の危険にさらされたならば、必死の救助活動が行われます。最近も鬼怒川の堤防決壊で多くの方が自宅に取り残され、命の危機に瀕しました。救助活動の様子が連日ニュースで報道されていましたが、命には大変な価値があると思うからこその活動でしょう。

しかし、その一方で川崎市にある老人ホームで2ヶ月の間に3人の方の転落死が起こっています。事故か事件かはまだわかっていませんが、事件とする見方が強いようです。寝たきりの状態になり、老人ホームに入れられ、何の役にも立てずに人の世話になるばかり。「こんなことなら早く死んだ方がましだ」と生きる意味がわからず苦しまれている方も多いと思います。

年間の自殺者数も二万五千人を超えています。「人命は地球よりも重い」と言葉は知っていながらも、その重みを本当に受け止められている人は決して多いとはいえないようです。

「命の価値」が明らかにされている仏教

命の価値が曖昧なまま、殺人・自殺・虐待などが増加し続ける中で、仏教には人間の命には計り知れないほど価値があることがハッキリと教えられています。

仏教を説かれたお釈迦様は

人身受け難し 今すでに受く(華厳経)

と、人間に生まれたことは大変喜ばしいことであると断言されているのです。

それは人間に生まれてこなければ果たすことのできない大事な使命が人間一人一人にあるからです。そんなかけがえのない使命を果たすに必要な命だからこそ、命を奪う行為は絶対にしてはならないのであり、また自殺をしてはいけないのですね。

仏教を学ばれ、人間一人一人になる大切な使命がハッキリすれば、自殺や殺人も根本からの解決ができるのであり、この記事をきっかけに一人でも多くの方が仏教を学ばれるようになればとてもありがたく思います。

 

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