ソシャゲの空しさを考える!必ず訪れる課金と時間の喪失感について

みなさん、ソーシャルゲームやってますか?

私も一時期モンストパズドラに相当ハマってしまいました。電車を見てると、子どものみならずおじさん含めた、ほとんどの人がスマホでゲームやってますよね。子どものころには、考えられない時代になりましたよね。

しかし、そんなソーシャルゲームをやっていても虚しいという記事が話題になりました。どういうことか分析したいと思います。

「形が残らないものに、なぜ100万円以上課金したのか」

先日以下のソーシャルゲームに関連する2chのまとめ記事が話題になっていました。
[blogcard url=”http://giko-neko.com/?p=488″]

女神転生IMAGINEというゲームがあります。ペルソナシリーズなどで有名なゲーム会社「アトラス」の有名シリーズの一つですね。そのソーシャルゲームが女神転生IMAGINEです。ソーシャルゲームの中でも長らく運営されてきたサービスです。

[blogcard url=”http://www.megatenonline.com/begin/”]

しかし、2016年5月24日についにサービスが終了となることが告知されました。なんと9年間も運営していたのです。

そして女神転生IMAGINEの終了報告を受けて、ユーザーのTwitterのつぶやきが話題になったのです。

9年間という長年の間、課金をし続けたということで、その金額は合計100万円を超えるそうです。すごいですね。

しかし、買ったアイテムもゲーム運営されてる時はよいですが、そのゲームが終了してしまえば、100万円の価値はありません。もちろんキャッシュバックなんてありません。

なんで形が残らないものに、100万円以上課金したのか

というつぶやきが多くのソーシャルゲームユーザーの中で話題になりました。

ソシャゲで失うのは課金だけではない

ソーシャルゲームの課金についての問題は、最近世の中を騒がせています。レアカードが明示されてる確立で当たらないガチャ問題が特に有名ですね。規制も強まっています。

[blogcard url=”http://www.asahi.com/articles/ASJ3S6H9DJ3SUTIL049.html”]

しかし、今回のサービス終了についてはどうしようもありません。規制しようがないのです。

そしてこれは課金額の問題ではありません。100万円という大金を失ったような、印象を受けますが、9年間の年月を考えたら、実は大した出費ではないのではという意見もあるくらいです。

課金しているかしていなかったかは問題ではありません。

お金をかけずとも、時間や労力を失っているのです。
その点はソーシャルゲーム関係なく、実はこれまでのコンシューマゲームでも同じなのです。

私も小学校中学校とよくドラクエやFFといった王道RPGをしていました。
普通に楽しんでいたのですが、悲劇もあります。皆さんも通った道だと思います。
プレステはよいのですが、問題はファミコンやスーパーファミコンのときです。
そう、大事なところで、よくセーブが消えるのです…。

学校から帰ってすぐに電源を入れて、プレイしていると、トータルのプレイ時間は300時間を自然と超えますよね。
よくよく考えるとすごい話です。2週間ちかくの時間なわけです。

あともう少しでラスボスだ、というところでセーブが消える。
ドラクエですと、みんなのトラウマの効果音がなるわけです。
そうすると「今までの300時間のプレイはなんだったんだろうか。。。」とよくなったものです。
その後改めて300時間プレイする気には全く起きませんね。

ソーシャルゲームと舞台は変わったものの、ソーシャルゲームもクリアはなくても、サービス終了というエンドがあるのです。
そうした時、課金はもちろん、今までの時間や労力は何だったのか、と思わずにおれなくなります。

すべてのゲームもまた無常。喪失感は免れられない

どんなものにも必ず終わりがあります。

楽しいゲームもそうです。
セーブが消える、サービス終了という終わり方には色々あっても、終わることは必ずやってくるのです。

そうしたとき、自分がゲームの中で築き上げたレアアイテムもカンストしたステータスもすべてはなくなります。

諸行無常と仏教で教えられるとおりです。

「でもセーブが消えない、サービスも終わらないゲームもあるじゃないか」

という声が聞こえてきそうですが、しかし、それも終わります。

一つは飽きです。自分の心変わりですね。心の無常です。
どんなに楽しいゲームも20年間続けられますか?
同じゲームであれば、毎日やってれば3ヶ月が限界だと思います。

そして究極的には、自分の身体の無常です。
つまり死です。いつまでもゲームはできないのです。

そうして、崩れ去るものをあくせく僕らは求めているのがゲームなのです。
そして得られるものは一体何なのだろうか、そう思わされたのが
今回のサービス終了を受けてのつぶやきなのです。

しかしサービス終了をしなくても、同じことを最終的に思わされます。

ゲームはとても楽しいもので、時間をついつい忘れてしまいますが、恐ろしさもまたあります。
そんなゲームとどう向き合うべきか、ぜひ考えてもらえればと思います。

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