こんにちは。12時間の飲み会という試練を乗り越えた歴戦の猛者、ウッシーです。
世界で一番美味い飲み物がお酒ですよね。ビールにワイン、果実酒に日本酒と、料理と気分に合わせたものを飲めるという点もグッドです。
また、アルコールが入ると、いつもは見えないその人の本性が出てきてメチャクチャ面白いですよね。そんな面白い飲み会なんですが、終わった後はなぜか突然むなしさに襲われたりします。
なんで、楽しくやっていたのにむなしい、不安な気分になってしまうのでしょうか?今回はお酒や飲み会から色々と考えていきたいと思います。
そもそも無理な飲み方をしてた
よくあるのが、これ。
とにかく飲み会で盛り上がりすぎちゃったケースですね。自分も日本酒をがぶ飲みして、酔いつぶれ、次の日は地獄のような頭痛と吐き気に襲われることをn回繰り返してきました。
飲んでると気も大きくなりますし、判断力も鈍くなるので「俺ならまだ全然行けるぜ!」って調子に乗ってしまうんですよね。特に仲のいい友人達と一緒に飲んでるとベロンベロンに酔っ払ってしまい、マジで歯止めが効かなくなってしまいます。
ここまでなってしまうと次の日「なんであんな馬鹿な飲み方したんだよ…タイムリープしてもどりてぇ…」とむなしくなってしまうんですよね。
楽しくてもむなしくなる?
一方で、無茶な飲み方をしなくてもむなしさ、不安を感じるケースがあります。飲み会自体は楽しいから、その楽しさがずっと続いていくような気がするんですが、なぜうまくいかないのでしょうか。
自分もこんな風に飲み会後に気分が落ち込んでしまうので、今回掘り下げて考えてみました。クソ真面目な研究の結果、その原因は3つに分類することができると結論が出ました。いったいそれは何なのか、ご紹介しましょう。
①日常と比較してしまうから
楽しかったはずの気持ちが吹き飛んでしまう原因の一つ目は、普段の生活と比較してしまうからです。例えば、飲み会後に、
- 「はぁー明日からは仕事か…」
- 「しばらくアイツらとも会えないなぁ」
なんて風に思ったりしませんか?これがまさに「日常と比較している」ということです。
普段から充実した生活を送っていて、毎日ハッピー!何の悩みもないわ!という人はこんなことはないのかもしれません。でも、中々そんな幸せMAXの人はいないと思います。
多くの方が、毎日の生活に何かしら不満をもっているはずです。早起きしてイヤーな仕事に行ったり、嫌いな人と話したり、疲れることが多いと思います。つまり、多くの人にとって、日常というものが退屈で、苦しいものであるということなのです。
飲み会がメチャクチャ楽しくても、あとはもとの日常に逆戻りしてしまう。そんなことを感じているからこそ、むなしいという気持ちがでてくるのではないでしょうか。
②友人と比べてしまう
これは1つ目の理由とも関連性があるのですが、友達と比較することでむなしさが強くなるケースも多いです。例えば、友人からこんな話を聞いたらどうでしょうか。
- 「俺めっちゃ仕事上手くいってて、今度昇進が決まったんだ!」
- 「私来月結婚するんだ〜頑張って痩せなきゃ!」
飲み会の楽しいテンションでは「マジか!おめでとう!」という風に祝福できるかもしれませんが、あとで1人になった時にはむなしさや将来に対する不安がムクムクと膨らんできたりもします。
「友人達は上手くやってるのに、俺は何やってるんだろう…このままで大丈夫なのかなぁ…」という暗い気持ちに襲われてしまうのです。
友人と自分の状況を比較して、どうしても自分は劣っているように思えてしまう。それが不安やむなしさに繋がっている方も多いのではないでしょうか?
③楽しさは続かないから
そして、私が最大の理由だと思うのが、楽しい時間は続かないからです。
気心の知れた仲間たちとワイワイお酒を飲んで盛り上がっているときは本当に楽しい時間です。イヤーなことも忘れて、お酒でテンションも上がって、最高の気分ですよね。
でも、その時間はいつまで続くでしょうか。
友人達と別れ、1人で家に帰るとぽっかりと心に穴が空いたような気分を感じます。「あーあ、楽しい時間ももう終わりか…」と、今まで楽しい時間を過ごしていた分、その落差になんとも言えないダメージを感じてしまうのです。
このように楽しい時間が続かないということがわかっているからこそ、二次会、三次会…と飲み会を少しでも延長しようとするのではないでしょうか?
でも、いくら頑張って飲み会を延長し続けても、どこかで必ず終わりが来ます。そして、最後は1人となって、むなしい気持ちに襲われてしまうのです。
≫なぜ、人生はむなしい?空虚感をなくす「存在意義の明確化」について
むなしさや不安の根本的な解決法とは?
では、どうしたらむなしい気持ちや不安を解決して本当に幸せな気持ちになれるのでしょうか。
実は仏教にこそ、その方法が教えられているのです。
仏教では「諸行無常」ということが詳しく説かれています。諸行無常とはどんなものも続かないということ。これは私たちの心も例外ではなく、楽しいという心も続かない。だからこそ、不安やむなしさという心にどうしてもなってしまいます。
これだけ聞くと、「なんだか仏教ってめっちゃ暗い考え方だな…」と感じるかもしれません。しかし、そんな中にあっても崩れない、変わらない幸せがあると教えているのが仏教なのです。むなしい、不安な気持ちを何とかしたい、その解決法を知りたいという方は、仏教を学んでみてはどうでしょうか?